
今年度の九州GPNの「グリーン購入セミナー」は、佐賀県並びに佐賀県「ストップ温暖化」県民運動推進会議と共同して下記のとおり、佐賀市内においての開催となりました。
講演は、(有)鳥栖環境開発綜合センターの伊地知主任から、食品廃棄物の複合的なリサイクル事業の取組についての報告に続き、筑紫女学院大学の村上講師から、経済学の視点から見る「エコラベル」の意義について、大変わかり易く説明していただきました。講演の最後には、九州GPNの二渡代表(北九州市立大学教授)から九州GPNの活動状況が紹介されました。
また、会場内には、環境配慮製品や九州GPNの活動内容を説明したパネル等も展示しました。特に、使い捨てされているびんを回収してリターナブルびんとして再使用(リユース)する事業を、熊本県水俣市のエコタウンを中核に展開する株式会社田中商店のコーナーや、環境にも肌にもやさしい自然の動・植物油脂を原料とした「七色石鹸」を製造する、まるは油脂化学株式会社のコーナーには多くの来訪者が訪れ賑わいました。
セミナーには合計88名の皆さんが参加されました。
テーマ:  |
環境にやさしい生活セミナー
(グリーン購入・廃棄物減量推進セミナー)
~「買う」「使う」「捨てる」を考えよう~
私たちは日々、いろんなものを使いながら生活しています。
普段の生活の中にある、環境問題を解決していくヒントを 学んでみませんか? |
主催: |
佐賀県
佐賀県「ストップ温暖化」県民運動推進会議
九州グリーン購入ネットワーク |
開催日時: |
平成28年1月22日(金) 13時30分~16時10分
(受付は13時より) |
開催場所: |
佐賀市新栄東3丁目7-8 「マリトピア」安土の間 |
参加: |
無料
※申込先・問合せ先
佐賀県循環型社会推進課
〒840-8670 佐賀県佐賀市城内1-1-59
電 話:0952-25-7078 FAX:0952-25-7109
E-mail:junkangatasyakai@pref.saga.lg.jp |
プログラム: |
◆ 主催者挨拶 13:30~13:40
佐賀県くらし環境本部環境課長 小宮祐一郎
九州GPN代表 二渡 了
◆ 講演Ⅰ 13:40~14:40
「バイオマス複合利活用事業で資源循環を推進」
講師 有限会社 鳥栖環境開発綜合センター
伊地知 武郎 氏
◆ 講演Ⅱ 14:50~15:50
「エコラベルって何?」
~消費者の能動的な「選択」に向けて~
講師 筑紫女学園大学現代社会学部講師
村上 佳世 氏
◆ 九州GPNの取組紹介 15:50~16:10
「九州GPNの活動と今後の取組について」
北九州市立大学教授・九州GPN代表
二渡 了 |

九州GPNでは、九州全域を視野に入れて、グリーン購入に関する普及啓発活動を展開することとしています。
今回、北九州市で開催された「エコライフステージ2015」に続き、長崎市で開催された「エコライフ・フェスタ」に出展しました。
会場は、長崎港の内港エリアに位置する「水辺の森公園」です。水と緑にあふれた憩いの場として市内外の人気を集めており、園内には長崎の風情を感じさせる様々な橋が架かる運河が配され、また、山から湧き出た自然の水を噴水やせせらぎに利用した水の広場なども配され、水遊びや散策が楽しめるようになっています。
九州GPNでは、「北九州エコライフステージ」と同様、新たに製作した啓発用パネル10枚を含めてパネル展示を行うとともに、様々なグリーン製品の展示を行いました。
秋の涼しい風が吹く中、日曜日1日だけの開催ということもあって、多くの市民が訪れました。九州GPNのブースでは、相変わらず、パネルを読んでクイズとアンケートに答える環境学習は大好評でした。参加賞として、グリーン製品のほか、福岡県の環境マスコットキャラクターである「エコトン」のぬいぐるみも、おみくじで引き当てることができることから、終日、親子の歓声があがっていました。
お陰様で、九州GPNのブースには、延べ447人の来訪者があり、グリーン購入の普及啓発に大きな成果を得たと考えています。
日時: |
平成27年10月25日(土)10:00~16:00 |
場所:
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長崎市常磐町1-60 「長崎水辺の森公園」
※九州GPNの展示ゾーン:体感エリア |

グリーン購入に関する情報提供や普及・啓発は、九州GPNの重要な活動の一つです。このため、比較的規模の大きな環境関連のイベントである「北九州エコライフステージ」に出展しました。
会場は北九州市庁舎のすぐ側で、紫川や小倉城、勝山公園など緑豊かな自然と歴史に囲まれたエリアです。また、近くには、劇場や美術館、商業施設が複合的に併設されているリバーウォーク北九州が立地しています。
秋もしだいに深まる中、多くの家族連れやグループが会場を訪れ、環境に関する学習や体験など、終日大きく賑わいました。
九州GPNでは、今回、新たに製作した啓発用パネル10枚を含めてパネル展示を行うとともに、様々なグリーン製品の展示を行いました。中でも、会員からサンプルの提供を受けた、七色石鹸やデコスファイバーは来訪者の関心を呼んでいました。また、パネルを隅から隅まで読んでクイズとアンケートに答える環境学習は大好評となりました。
九州GPNのブースには、2日間で延べ864人の来訪者があり、グリーン購入の普及啓発に大きな成果を得たと考えています。
日時: |
平成27年10月10日(土)~11(日)11:00~16:00 |
場所:
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北九州市役所周辺広場 ※九州GPNの展示ゾーン:市民環境パートナーズゾーン
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出展内容: |
1 |
キャッチフレーズ
グリーン購入は具体的で日常的な行動であることから、実践しやすく、またグリーン購入を通じて常に環境に配慮した行動の動機付けにつながります。この特徴を踏まえ「買うから始めるエコ」をキャッチフレーズとして出展を展開しました。 |
2 |
パネル及びグリーン製品等の展示
グリーン購入の大切さを知っていただくため、グリーン購入の意義や九州GPNの活動内容などをわかりやすく説明・解説したパネルを展示しました。また、グリーン購入の意義を知ってもらうためには、グリーン製品を直接見ることが早道であることから、九州GPNの会員等が有する様々なグリーン製品を展示しました。 |
3 |
クイズの出題とグリーン製品の提供
グリーン購入の意義を楽しみながら理解していただくため、グリーン購入に関するパネルや展示物の中からクイズを出題し、クイズ参加者に参加賞として文房具などのグリーン製品を提供しました。 |
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平成27年9月2日と3日の両日、標記学会の研究発表会に合わせ、廃棄物・資源循環に関する活動を行っている団体等による展示会が、九州大学伊都キャンパスで開催されました。当該研究発表会及び市民展示会には、資源循環に関する多くの専門の学識者や環境活動を活発に実践する市民活動家などが訪れ、終日賑わうこととなりました。市民展示への参加は、九州GPNの存在感を高め、取組の一層の理解を得るうえで大きな成果を果たしたものと思われます。

環境と経済が調和した持続可能な社会の実現を図るためには、一人ひとりが環境に配慮した生活スタイルを実践することに加え、企業における環境配慮製品等の技術開発の促進、更には、社会システムや経済の需給構造をできるだけ環境に配慮したものへと誘導していくことが求められています。
このような中、多くの企業が環境問題の解決にチャレンジし、環境貢献と経営効率化やビジネスチャンスの拡大に取り組んでいます。このたび、九州グリーン購入ネットワークでは、特に環境改善に先進的に取り組んでいる2つの事業所の見学会を開催しました。
日 時: |
2015年5月22日(金) 8時30分集合 |
集合・解散: |
博多駅筑紫口貸切バスターミナル(西鉄観光バス) |
定 員: |
40名(5月15日まで先着順・定員になり次第締め切ります) |
参 加 費: |
九州グリーン購入ネットワーク会員 2,000円
一般 3,000円
※バス代及び弁当・お茶代
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九州グリーン購入ネットワーク(略称:九州GPN)
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【見学会プログラム】
8:30 |
集合(博多駅筑紫口バスターミナル) |
8:40 |
出発
福岡都市高速~九州自動車道~北九州都市高速 |
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トータルケア・システム株式会社「大牟田工場」見学
九州自動車道 |
13:00~14:30 |
株式会社エコポート九州 見学
九州自動車道~福岡都市高速
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解散(博多駅筑紫口バスターミナル)
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【見学先概要】
<トータルケア・システム株式会社>(大牟田市健老町466-1大牟田エコタウン内
高齢者人口の増加に伴い、紙おむつの排出量が年々増加することが予想される中、「地球環境」「高齢福祉社会」という2つの課題の解決を図るため、使用済み紙おむつのリサイクル事業を行っています。平成23年には、福岡県大木町にて家庭系紙おむつのリサイクルが開始され、多くの自治体からの注目を集めています。
http://www.totalcare-system.co.jp/ |
<株式会社エコポート九州>(熊本市西区新港1丁目4-10)
分別が困難な樹脂を光学選別機により選別・再資源化する「プラスチックマテリアル事業」、セキュリティとリサイクルを両立させた「機密文書の溶解処理事業」、木質系廃材や林地残材の有効利用を図る「木質ペレット製造事業」、マテリアル化が困難な樹脂からの「RPF製造事業」などを展開し、循環型社会の構築に貢献しています。
http://www.eco-port.jp/ |
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