2013年度 |
1月30日 |
グリーン購入セミナーin福岡2013 |
12月14~15日 |
くまもとECOメッセ2013 |
10月19~20日 |
北九州エコライフステージ2013 |
9月 2日 |
ミニ交流会(グリーン購入大賞本審査会プレゼンテーションの中継等) |
8月 9日 |
第26回幹事会 |
8月 2日 |
代表幹事会 |
5月28日 |
第25回幹事会 |
5月10日 |
代表幹事会 |

地球温暖化などの環境問題は益々深刻化しており、私達ひとり一人が「地球規模で考え足元から行動する」ことが求められています。グリーン購入は、私達が日常生活の中で容易に取り組むことのできる環境配慮行動であり、グリーン購入の普及拡大は、環境に配慮した社会経済システムの形成に大きく貢献し、引いては持続可能な社会を実現します。このような観点に立ち、グリーン購入の具体的な実践方法や先進的な取組事例に関するセミナーを開催しました。57名の参加があり、セミナー終了後には、ホテルクリオコート内の「円坐・長屋」において「グリーン購入を考える交流会」を開催しました。
日時: |
平成26年1月30日(木)14時~16時50分 |
場所: |
福岡市博多区博多駅前2-1-1
「福岡朝日ビル」B1F 13~14号室 |
主催: |
九州グリーン購入ネットワーク |
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プログラム: |
1 主催者挨拶
2 基調講演
「グリーン購入の実践と応用」
講師 グリーン購入ネットワーク事務局次長
深津学治
グリーン購入とは何かという基本的事項から、具体的な実践方法、グリーン購入に不可欠な環境情報の有効活用と課題、環境配慮商品データベースの活用などについて講演
3 先進事例(第15回グリーン購入大賞・経済産業大臣賞)
「デコスファイバー&デコスドライ工法におけるカーボンマー
ケティングを通じたグリーンコンシューマーの拡大」
講師 株式会社デコス 田所憲一
新聞紙をリサイクルした断熱材「デコスファイバー」及び乾式吹込み工法「デコスドライ工法」によるカーボン・オフセット等を通じたグリーンコンシューマー拡大の取組を紹介
4 先進事例(第15回グリーン購入大賞・審査員奨励賞)
「地域から日本を照らそう「芋焼酎 水俣あかり」市民協働で
休耕地等を活用した焼酎づくりで、環境に配慮し持続可能な
資源循環型社会の構築を目指す」
講師 水俣特産焼酎づくり実行委員会・
水俣市環境モデル都市推進課参事 大崎伸也
休耕地を活用した環境配慮型農業の取組、Rビンを生産から利用・廃棄・回収・再利用した取組、更にそれらを環境先進自治体として市民と協働して実現した取組を紹介
5 講演
「九州GPNの活動と今後の取組」
講師 北九州市立大学教授・九州GPN代表 二渡 了
九州GPNのこれまでの活動と環境をめぐる昨今の状況を踏まえた今後の取組について報告
※ グリーン購入大賞
グリーン購入の普及拡大に先進的に取り組んでいる事例を表彰
するもの。主催はグリーン購入ネットワークで環境省、経済産業
省、農林水産省が後援する。
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グリーン購入の意義を広く情報発信し、市民・事業者のグリーン購入の取組を促進するため、10月に開催された「北九州エコライフステージ2013」に続き、「くまもとECOメッセ2013」に出展しました。
このイベントは、これまで別々に開催していた環境技術や製品に関するエコプロダクツ展と、県民の環境配慮行動を促進するための環境フェア、電気自動車などを展示するEVフェスティバルを、2012年から一同に会して総合イベントとして実施しているものです。
会場は、九州自動車道の益城熊本空港ICのすぐそばという好立地の「グランメッセ熊本」において開催されました。広い会場には様々なブースや展示物が隅々まで配置され、終日、環境に熱心な来訪者と出展者との熱気で溢れました。
展示は、これまでと同様、普及啓発のためのパネル展示に加え、様々なグリーン製品の展示を行ったところですが、今回は、佐賀市さんのグリーン購入大賞受賞の元となった「木になる紙」に関する展示に加え、株式会社デコスさんの協力により、新聞紙をリサイクルした断熱材「デコスファイバー」の製品に関する説明を行いました。
九州GPNには2日間で延べ477人の訪問があり、グリーン購入の普及啓発に大きな成果を得ることができました。
日時: |
平成25年12月14日(土)~15(日)10:00~17:00 |
場所: |
グランメッセ熊本(熊本県上益城郡益城町) |
出展内容: |
1 キャッチフレーズ
グリーン購入は具体的で日常的な行動であることから、実践しやすく、またグリーン購入を通じて常に環境に配慮した行動の動機付けにつながります。この特徴を踏まえ「買うから始めるエコ」をキャッチフレーズとして出展を展開しました。
2 パネル及びグリーン製品等の展示
グリーン購入の大切さを知っていただくため、グリーン購入の意義や九州GPNの活動内容などをわかりやすく説明・解説したパネルを展示しました。また、グリーン購入の意義を知ってもらうためには、グリーン製品を直接見ることが早道であることから、九州GPNの会員等が有する様々なグリーン製品を展示しました。
3 クイズの出題とグリーン製品の提供
グリーン購入の意義を楽しみながら理解していただくため、グリーン購入に関するパネルや展示物の中からクイズを出題し、クイズ参加者に参加賞として文房具などのグリーン製品を提供しました。
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グリーン購入の意義を広く情報発信し、市民・事業者のグリーン購入の取組を促進するため、北九州市が主導する環境イベント「北九州エコライフステージ2013」に出展しました。
今回、イベントのテーマである「つなげる・つながる未来へ~わたしたちの消費行動が、未来をつくる~」と九州GPNの活動内容が一致したことから、九州GPNは、他のブースよりもひとまわり大きく、またイベント会場の中心となる「賢い消費ゾーン」での出展となりました。
展示は、これまでと同様、普及啓発のためのパネル展示に加え、様々なグリーン製品の展示を行ったところですが、今回は特に、佐賀市さんの協力を得て、グリーン購入大賞の受賞に係る賞状や盾、パネル、そしてグリーン購入大賞受賞の元となった「木になる紙」のカタログや製品なども展示することができ、まさに、テーマ館に相応しい出展内容となりました。
また、会員の皆さんからご協力をいただきました、グリーン製品((株)グリーン有機資材さんのBBSファイバーなど)の展示も行いました。
九州GPNには2日間で延べ418人の訪問があり、グリーン購入の普及啓発に大きな成果を得ることができました。
日時: |
平成25年10月19日(土)~20(日)11:00~16:00 |
場所: |
北九州市勝山公園大芝生広場 |
出展内容: |
1 キャッチフレーズ
グリーン購入は具体的で日常的な行動であることから、実践しやすく、またグリーン購入を通じて常に環境に配慮した行動の動機付けにつながります。この特徴を踏まえ「買うから始めるエコ」をキャッチフレーズとして出展を展開しました。
2 パネル及びグリーン製品等の展示
グリーン購入の大切さを知っていただくため、グリーン購入の意義や九州GPNの活動内容などをわかりやすく説明・解説したパネルを展示しました。なお、今回のエコライフステージは、「電気ゼロイベント」として開催されているため、テレビモニターを使った啓発のためのDVD放映は行いませんでした。
3 クイズの出題とグリーン製品の提供
グリーン購入の意義を楽しみながら理解していただくため、グリーン購入に関するパネルや展示物の中からクイズを出題し、クイズ参加者に参加賞として文房具などのグリーン製品を提供しました。
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グリーン購入の普及拡大と質的向上を図るためには、グリーン購入の先進的な取組事例に学ぶことが有効です。この度、全国GPNと九州GPNの協働により、東京で開催されるグリーン購入大賞の本審査会における候補者のプレゼンテーションを、九州GPN事務局において中継することが可能となったことから、このシステムを活用し、九州GPN会員による本審査会の中継及びグリーン購入に関する意見交換を目的としたミニ交流会を開催しました。
日時: |
平成25年9月2日(月) 13:00~16:00 |
場所: |
福岡市東区松香台1-10-1
一般財団法人 九州環境管理協会 1号館地下会議室
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主催: |
九州グリーン購入ネットワーク |
定員: |
50名程度 |
参加: |
無料、要事前申込み |
プログラム: |
<第1部>
13:00~15:10
グリーン購入大賞本審査会プレゼンテーションの中継
(テレビ会議の機材を使ってインターネット経由で送られてきた中継動画をプロジェクターを使ってスクリーンに放映する。)
<休憩>
15:10~15:20
<第2部>
15:20~16:00
グリーン購入に関する意見交換会
司会:二渡 了(北九州市立大学教授・九州GPN代表) |
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【グリーン購入大賞とは】
環境に配慮した製品やサービスを環境負荷低減に努める事業者から優先的に購入する「グリーン購入」の普及拡大に取り組む団体を表彰するもの。主催はグリーン購入ネットワークで環境省、経済産業省、農林水産省が後援する。
※ グリーン購入ネットワーク http://www.gpn.jp/results/index.html
(1)グリーン購入大賞の評価事項
① 組織的活動(組織的なグリーン購入の取り組み)
② 普及・拡大(環境配慮型製品・サービスの普及・拡大の仕組みづくり)
③ 効果(グリーン購入の普及による環境負荷低減効果の実績)
④ 広報・啓発(グリーン購入の広報・啓発)
(2)賞の種類
環境大臣賞、経済産業大臣賞、農林水産大臣賞、大賞、優秀賞、奨励賞
※ 昨年度は、鹿児島県が環境大臣賞を、沖縄県EV普及促進協議会が
経済産業大臣賞を受賞しました。
※ 農林水産大臣賞は今年度から新設されたもの。
(3)本審査会の内容
書類審査を通過してノミネートされた最終候補(下記一覧表)について、プレゼンテーション実施(各団体の持ち時間10分)後、本審査委員により最終審査を行うもの。
第15回グリーン購入大賞 本審査対象応募案件
NO |
部門 |
応募
テーマ |
団体名(括弧内はプロジェクト参画団体) |
応募タイトル |
9 |
大企業 |
2 |
株式会社滋賀銀行 |
環境配慮型金融商品・サービスの活用と普及促進の取り組みについて |
13 |
大企業 |
2 |
中越パルプ工業株式会社 |
放置竹林問題の解決に向けた竹紙(たけがみ)の利用促進の取り組み |
19 |
中小企業 |
2 |
株式会社開成 |
バイオガス発電による低コスト・高付加価値農産物の製造・販売 |
22 |
中小企業 |
2、3 |
株式会社デコス |
新聞紙をリサイクルした断熱材「デコスファイバー」&断熱欠損を生じない乾式吹込み工法「デコスドライ工法」におけるカーボンマーケティングを通じたグリーンコンシューマーの拡大 |
25 |
行政 |
1、2 |
奈良県生駒市 |
公共施設内で行われる会議等でのリユースびん入り商品導入を通じた率先した環境行動推進の取り組み |
26 |
行政 |
1 |
岩手県葛巻町 |
循環型社会の構築によるグリーン購入の実践 |
29 |
民間団体
・学校 |
3 |
地球環境関西フォーラム |
生活の中のごく身近な話題に基づく、マンガによる環境に関する情報発信の展開 |
38 |
民間団体
・学校 |
2 |
生活協同組合コープさっぽろ |
コープさっぽろの持続可能な社会を目指した環境の取り組み |
39 |
協働プロ
ジェクト |
2 |
環境・復興支援シンジケート・ローン(NECキャピタルソリューション株式会社、株式会社日本政策投資銀行) |
エコ資金調達・運用における金融サプライチェーンのグリーン化普及・拡大 |
※ 応募テーマ
1: 組織的なグリーン購入の推進
・ ユニークな分野や方法によるグリーン購入の具体的な取り組み
・ 環境に配慮した購入に関する契約や入札のしくみの構築
・ 企業や自治体等の事業者の取り組みを評価するしくみ
・ サプライチェーンのグリーン化 等
2: 環境配慮型商品・サービスの普及・拡大の取り組み
・ 企画・開発、設計、製造、輸配送、販売、簡単に購入できるしくみ、
評価認定制度、環境情報を提供するしくみ(コーズマーケティング、
カーボンフットプリント、カーボンオフセット等)等を通じたグリーン購入
の普及・拡大 等
3: グリーンコンシューマーの育成・増加への取り組み
・ 環境教育(グリーン購入に関する学習など)の実践
・ グリーンコンシューマー増加につながる地域の活動
・ グリーン購入につながるPRやイベントなどの啓発活動 等
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